審美治療

審美治療の重要性

審美治療は、歯の美しさを追求するための治療です。口元をきれいに見せることで、お顔全体の印象まで改善します。歯に対するコンプレックスがなくなることで、自信にも繋がり、明るい笑顔が出やすくなるといったことも珍しくありません。当院では、歯の色や形だけでなく、歯茎まできれいに見せることを考慮した審美治療を行っています。

審美治療には、歯の着色を除去するホワイトニングと、白い補綴物(詰め物や被せ物・入れ歯など)を使う方法があります。

現在のご自身の歯の見た目が少しでも気になるという方は、まずはお気軽にご相談ください。

※こちらのページで紹介する治療はすべて自費負担となります。

ホームホワイトニング

ホワイトニングは、薬液によって歯の色を白くする施術で、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。当院ではホームホワイトニングのみを行っております。 ご自宅で実施していただくホームホワイトニングは、まずマウスピースを作製して、それに薬液をつけて歯に装着することで、少しずつ歯を白くしていきます。歯が白くなるまでに時間がかかりますが、その分、後戻りもしにくいという特徴があります。 患者さまにとって最もよいホワイトニングの進め方をご提案しておりますので、少しでもご興味のある方はご相談ください。

通院期間 3週間 (3回)

着色汚れとは?

赤ワイン、コーヒー、お茶、カレーなどに含まれる色素やタバコのヤニ(ニコチン・タール)が歯に付着して、歯の色が少しずつ変わっていってしまうことを云います。また、加齢によって歯が黄ばんだり、遺伝によって歯の色が濁ってしまったりということもあります。 ステインが歯に付着してしまうと、通常の歯磨きでは落とせないためステインを落とすための対策が必要です。

ホワイトニングはなぜ歯が白くなる?

ホワイトニングの薬液には過酸化水素水と呼ばれる物質が入っており、これが歯の着色汚れを分解する働きを持っています。「削る」「溶かす」など、歯に直接ダメージを与えるものではありませんので、安心してホワイトニングを受けていただくことができます。

ホワイトニングの注意点

被せ物や詰め物を入れる治療を並行して受けている方は、ホワイトニングを受けるタイミングを間違えると治療したところだけ色が浮いてしまうことになるため、検討しながら進めることが大切です。また、以下の方はホワイトニングを受けられません。

ホワイトニングを受けられない方

■授乳されている方
■お口の中に何かしらのトラブルを抱えている方
■無カタラーゼ症の方
※無カタラーゼ症とは、先天的に体内にあるべき「カタラーゼ」(過酸化水素を分解する酵素) が欠損している疾患です。

詰め物・被せ物による審美治療

欠損した歯を補う入れ歯・義歯や、削った歯に取りつける詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)にはさまざまな種類があります。これらを総じて「補綴(ほてつ)物」と呼びます。
補綴に金属を使わないということには、見た目が美しく整うという審美的な効果が見込めます。
当院では患者さまとよく話し合い、最もよいと思われる選択肢を提示させていただきます。
いずれの材質を用いる場合でも、できるだけ精密に製作し、歯との隙間に細菌が入り込んで虫歯が再発したり歯周病が悪化したりすることのないよう丁寧に治療を行っていきます。

保険が適用されない自由診療の補綴物には、以下のようなものがあります。
患者さまのご要望に応じて、それぞれの方に適したものを検討していきます。

ノンクラスプデンチャー

義歯を支える金属のバネの部分(クラスプ)を使用しない入れ歯です。 金属の代わりに、樹脂製の義歯床で支えます。金属アレルギーの方でも使用できるのが特徴ですが、さらに「薄くて軽い」「ほかの歯に負担をかけない」「安定性が高い」といったメリットがあります。
通院期間 2週間(3回)

オールセラミッククラウン

金属を使用せず、歯科用セラミックのみで作られた被せ物です。透明感のあり天然歯と同じように綺麗に仕上がります。変色や金属アレルギーの心配がないというメリットもありますが、極度に強い衝撃を受けると割れてしまうという点がデメリットです。
通院期間 2週間 (2回)

メタルボンドクラウン

金属にセラミックを焼きつけてつくった被せ物です。外から金属が見えることは通常なく、審美性が高まるというメリットがあります。強度が増し、金属が歯と接触することで適合性も高いですが、デメリットとしては、歯茎の変色や金属アレルギーの方へのリスクなどが挙げられます。
通院期間 2週間 (2回)

ハイブリットセラミッククラウン

セラミックとプラスチックの混合素材でつくった白い被せ物です。オールセラミックよりも見た目のきれいさは劣りますが、柔らかいため破損しにくいのがメリットです。また、費用も低く抑えることが可能です。ただし、数年経つと黄色く変色するというデメリットがあります。
通院期間 2週間 (2回)

オールセラミックインレー

セラミックのみでつくられた詰め物です。詰め物であっても、金属だけを使用するとお口を開けたときに目立ってしまうものです。特に下の奥歯には、オールセラミックインレーがおすすめです。金属アレルギーの心配がなく、透明感や白さを出せるというメリットがありますが、衝撃に弱いというデメリットがあります。
通院期間 2週間 (2回)

ハイブリットセラミックインレー

セラミックとプラスチックからつくられた白い詰め物です。オールセラミックよりも見た目のきれいさは劣りますが、柔らかいため破損しにくいのがメリットです。
一方で、数年経つと黄色く変色するというデメリットがあります。
通院期間 2週間 (2回)

※治療期間及び回数は歯の本数により変わります。